※今後のイベント参加の際の写真掲載
こちらは、岐阜県大垣市を中心にデコ活を推進する市民団体「ガキデコ活動委員会」のホームページです。
そもそも「デコ活」って何?
デコ活とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称。
二酸化炭素(CO₂)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonzation)と、環境に良いエコ(Eco)を含む "デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。
2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民活動「デコ活」を展開中です。
脱炭素につながる将来の豊かな暮らしの全体像・絵姿をご紹介するとともに、国・自治体・企業・団体等で共に国民・消費者の新しい暮らしを後押しします。
この他にも「そもそも論」を展開します。
脱炭素って何? 炭素とは二酸化炭素の事。
これが多くなると地球上で酸素が足らなくなって地球が酸欠状態になる的なカーボンニュートラルって何?
カーボンも炭素の事。
これをニュートラル(中心とか真ん中)に戻そうよって事。
二酸化炭素と酸素のバランスがくるっている状態なのでニュートラルの位置を目指しています。
そもそもなぜ目指さないといけないの?
目指さないと地球温暖化に歯止めがかからない。
今後未来の子供たちに渡せない程地球を壊してよいのでしょうか?
これが大義小義では何年京都議定書で、また何年パリ協定で日本が世界に約束した事を破ることになる。
当然クビになります…。
転載元www.ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/
私たちの身近な所で「デコ活」の機会は沢山あります。まずはどんな事がデコに繋がっているのかを知ろう!
一人一人の暮らし方を変えるだけで大きな力になります。
でもまずその前にそもそもなぜ「デコ活」やらないといけないの?という疑問にお答えします。
◆地球の温暖化問題
◆我が国の家庭部門の対策
◆カーボンニュートラルに向けて
なぜ、気温の上昇を抑えるのでしょうか?
世界の平均気温は、130年で1℃高くなっています。
1℃上がるだけでも、ゲリラ豪雨や台風の巨大化、森林火災など自然災害、人間や生物の健康にまで影響が出てしまいます。
温暖化の原因は、大気中に存在する「温室効果ガス」が増えると地球の熱が宇宙に逃げにくくなり、温室のようになってしまうからなんです。
■世界平均気温の変化予測
気温の将来予測では、このままCO₂排出が進むと、今世紀末までに平均気温が最大5.7℃上昇すると予測されています。
⚠ここで気になるポイント!
「温室効果ガスは悪者?」
いえいえ、温室効果ガスがあることで、地球の外へ出ようとする赤外線を取り込む働きがあるので、地球の温度は14℃前後で保たれています。
もし、全くなくなってしまうと地球の平均気温はマイナス19℃になると言われています!
日本の平均気温は、さまざまな変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.28℃の割合で上昇します。
21世紀末の日本の未来予想では、夏の東京の最高気温は43.3℃にのぼり、冬でも26℃と夏日になるなど、危機的な状況が描かれました…。
え、てことはウィンタースポーツできなくなるってことですか?(私情が出ちゃいました…💦)
■真夏日(最高気温30℃以上)の年間予測
⚠ここで気になるポイント!
具体的に日本はどのような影響を受けるのか…気になりますよね。
いくつか抜粋してまとめてみました☟
気温
|
気温 | 3.5~6.4℃上昇 |
降水量 | 9~16%増加 | |
災害 | 洪水 | 年被害額が3倍程度拡大 |
水資源 | 河川流量 | 1.1~1.2倍に増加 |
健康 | 熱中症 | 死者、救急搬送者数が2倍以上に増加 |
気温が上昇することによって降水量も増加、いわゆる異常気象・ゲリラ豪雨ですよね。
そうなると、河川の増水により洪水も起きやすく…考えたらキリがないです。
世帯当たりのCO₂排出量は、燃料別では「電気」が多く、用途別では「照明・家電製品」に続き「エアコン(暖房・冷房)」からの排出量がほとんどを占めています。
日本の家庭の冷暖房に関しては、CO₂の排出量は暖房の方が冷房よりはるかに多いです!
■二酸化炭素の排出量
①用途別内訳
②燃料種別内訳
日本の場合、電気などのエネルギーは、石油・石炭・天然ガスから作られる化石燃料が83.2%を占めています。
2030年度には、温暖化ガス排出量を13年度比46%減らす目標に向けて排出量を家庭部門で66%、産業部門は37%減らす内訳が示されました。
2019年度内訳は、燃料種別(②の図)でCO₂をたくさん出しているのは電力が47%、用途(①の図)では冷暖房費が約20%を占めています。
日本政府では、2030年には地球温暖化の原因となるCO₂の排出量を2013年比で46%削減、2050年までにCO₂の量をゼロにする「カーボンニュートラル」の宣言をしました(2021年10月閣議決定)。
カーボンニュートラルの実現には、わたしたち一人ひとりの省エネの努力が必要です。
使う電気をできるだけ少なくすることで、排出されるCO₂をできるだけ減らすことが必要なのです…。
■京都議定書とパリ協定
⚠ここで気になるポイント!
「脱炭素」と「カーボンニュートラル」って一緒じゃないの?違うの?
脱炭素とは、主にCO₂削減に焦点を当てて、「CO₂排出量をゼロにすること」を目標としています。
化石燃料を燃やしてエネルギーとするのではなく、バッテリーを駆動させたり、再生可能エネルギーによる発電を通して動力を得たりすることなどが該当します。
カーボンニュートラルの「ニュートラル」は「中立」という意味です。
つまり、カーボンニュートラルは、温室効果ガスの排出量と、自然などによる吸収量を中立状態、プラスマイナスゼロにすることを言います。
経済活動を営む中でどうしても温室効果ガスの排出量を削減できない部分があります。
そこで、森林保護や植林などに取り組んで温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡にしようというのが、カーボンニュートラルの取り組みです!
⚠ここで気になるポイント!
「脱炭素」と「省エネ」は同じなの?
脱炭素の方が広い概念で、省エネは脱炭素を実現する手段の一つ、という関係にあります。
「省エネ」の意味はエネルギーの消費を抑えることです。
資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト:家庭向けの省エネ」では、家庭における電力消費の50%以上はエアコン・冷蔵庫・照明で占められています。
エアコンなら設定温度・フィルター掃除、冷蔵庫なら冷ましてから入れる・扉の開閉を少なくする、具体的に年間いくらの節約になるかも挙げられているので、気になる方は下記のリンクへどうぞ!
★資源エネルギー庁「省エネポータルサイト:無理のない省エネ節約★
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことを言います!
17の開発目標から構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
とくに住環境に密接した窓は、上記の【目標13 気候変動に具体的な対策を】のど真ん中に該当!
世界では、先進国を中心にU値の最低基準を設けられていますが、日本においては最適基準が設けられておらず、住宅における窓の重要性に対しての認識の違いが浮き彫りとなっています。
「窓」の後進国であるともいえます。
■日本の熱貫流率の性能値とマーク
■諸外国の熱貫流率の最低基準の数値
冬は58%の熱が流出し、夏は73%の熱が入り込む開口部。
窓からの熱の出入りは、面積の大きな外壁や屋根よりも多く家をズカズカと出入りします。
開口部の断熱性が低いと、エアコンの温冷効率も悪くなります。
■熱の逃げ道になっている窓
平成11年省エネルギー基準において強化されたものに、窓の日射遮蔽性と断熱性がありますが、窓を複合ガラスや断熱サッシにすることによって、窓の断熱性能を大幅に改善することができます。
また、防暑方法として庇やシェードを付けたりして、窓など開口部の日射遮蔽も積極的に採用する必要があります!
現行の省エネ基準を満たすものはわずか1割で、なんと60年以上前の基準(S55年)さえクリアしていないものが全体の3分の1もある…。
その窓の標準仕様は、「金属サッシ⊕単板ガラス」であり、住宅の断熱基準そのものが、欧州レベルに全く達していないのが現実です。
■既存住宅5000万戸の断熱性能
■省エネ基準における断熱性能の変革
【Ⅳ地域、木造戸建て住宅の暑さの変遷】
我が国の住宅の断熱性能は、戦後から少しずつ進歩を重ねてきました。
住宅性能の向上は、旧住宅金融公庫も大きな役割を果たしています。
令和の家は低炭素社会の実現に向け断熱等級4で不十分で、HEAT20レベルが公的な断熱等級として引き上げられ、等級6を中心とする高水準へシフトすると予想されます!
■省エネ基準における断熱性能の変革
【6地域、木造戸建て住宅の暑さの変遷】
窓は、風や雨を遮り、外気の流入を防いで夏の暑さ・冬の寒さから住まい手を守り、さらには断熱性や遮音性・防犯性・防火性など、求められる要素は時代とともに変化しています。
近年、住宅業界では環境の観点から開口部の断熱・省エネの実現、加えて断熱化による家族の大切な健康を守る快適健康住宅づくりが求められています。
■開口部リテラシーを高めるテーマ
窓や玄関ドア等の開口部は、外壁より薄く断熱性能が低い。
とくに窓からの熱の出入りは、夏・冬ともに半分以上あります…。
だから熱が逃げやすい窓の断熱が一番理に適っています。
「窓断熱」で物理的に透過するエネルギー量を低減してくれ、夏は冷房の効きが良くなったり、冬は暖房をつければすぐに暖まる。
その効果として光熱費の削減にもつながります!
値上りばかりのこの世の中、抑えれるところは抑えておきたい…。
■窓の断熱がとても大事!
ここまで読んでいただいたあなた!
地球温暖化の影響を考慮しながら、エアコンの設定温度を選ぶことは重要なのはもうお分かりですよね?
エアコンの設定温度と室温は混同されがちですが、実は異なります。
冷房時には室温28℃・暖房時には室温20℃に保つことが推奨されていますが、これは「エアコンの設定温度」ではなく室温です!
エアコンの設定温度を控えめに1℃変える、あるいは少し早めにスイッチをオフにするだけでも大きな省エネ効果につながります!
温度変化は人体にさまざまな影響を与えます。
ヒートショックや熱中症をはじめ、血圧やコレステロール値上昇、動脈硬化など病気への罹患リスクが上昇します。
■温度差からくる血圧変動の危険性【脱衣室・浴室10℃】
出典:HEAT20 2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会
※横浜市建築局 「なっとく省エネ住宅を選ぶべき6つの理由より」
暖かい部屋から寒い脱衣室や浴室に入ると血圧が上昇し、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります!
さらに、浴槽のお湯につかると今度は血圧が急降下して失神を起こすおそれもあります…。
■室温が下がると血圧が高くなる
【起床時の居間の室温が20℃から10℃に下がった場合】
室温の低い家に住む人ほど、起床時に血圧が高くなる傾向があり、高齢者ほど血圧の上昇が大きくなります。※1
(家庭血圧値では135/85mmHgが高血圧とされています。※2)
※1出典:「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査第3回中間報告会~国土交通省スマートウェルネス住宅等推進事業調査から~室温と血圧・活動量・諸症状等の分析から得られつつある知見を速報」(一社)日本サステナブル建築協会 2019.2.1
※2出典:JSH2014(日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン2014)
※3収縮期血圧の上昇 ※ベターリビング「あたたか住まいガイド」より
断熱性が低いと室内に結露が発生し、カビやダニが発生する恐れがあります…。
これがアレルギーの発生要因となります。
しかし、断熱性能を向上させることで、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状が右肩上がりに改善できます!
■断熱性能が高い住宅の改善率
■結露によるトラブル
窓がびしょびしょだったり、押し入れの中などがジメジメ!
その結露の水分は、さまざまな悪影響が…。
常に湿っぽい状態になるとカビが発生し、胞子を餌にダニも発生します。
カビやダニが大量発生すると、空気中に胞子やフンなどが浮遊(ハウスダスト)、それらによりアレルギー症状を引き起こすことがあります。
エアコンは、室温を設定温度まで上げるときに電力をたくさん使います。
そのため、暖房時の設定温度を下げれば高い節約効果が見込めます。
環境省によると、エアコン暖房の設定温度を1℃下げれば、約10%の消費電力の削減になるとしています。
設定温度は電気代に影響するので、断熱性能を高めることを強くおすすめします。
■1℃の経済効果
夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%の消費電力が削減!
冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力が削減!
1年間のエアコン(1台)電気代(6畳用)
586w(期間消費電力)×31円(電気料金)
≒約18,166円/年×10%
≒約1,816円の節約
■暖房の設定温度の比較実験
※縦軸単位=Wh、横軸単位=時刻
※全国家庭家電製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込み)として計算しています。
エアコン暖房の設定温度を22℃にした場合、消費電力量の合計は2,977Whとなり、電気代は92.29円。
消費電力量は300Wh前後で推移していますが、外気温が高い14時台が最も少なくて、その後気温が下がっていくにつれて増えていくことが分かります。
エアコン暖房の設定温度を24℃にした場合、消費電力量の合計は3,644Whとなり、電気代は112.96円。
消費電力量は多くの時間帯で400Wh前後で推移し、22℃設定よりも消費電量の合計は増加。
また、設定温度まで室温を上げるためにより多くの電力量が必要となります。
実験の結果、「22℃」と「24℃」では「22℃」の方が電気代が安くなることが分かりました!
データ提供:エ年チェンジ2021.01.18
ガラスが割れる原因の多くは風で飛ばされたものがぶつかるため。
気象庁の「風の強さと吹き方」によれば、細い木の枝が折れ、看板が落下・飛散、屋根瓦や屋根葺き材が飛ぶなどの被害が出始めるのは、平均風速20~25㎧(瞬間風速30㎧)以上。
さらに平均風速が35㎧(瞬間風速50㎧)を超える風になると、外装材が広範囲にわたって飛散するなど、極めて危険な状態になります。
画像提供:YKK㈱、㈱LIXIL
風で吹き飛ばされたものが窓に直撃しガラスが割れると、その破片が凶器になって大怪我につながる恐れがあります。
また、窓ガラスが割れることで強い風が室内へ一気に流れ込み、屋根が吹き上がってしまうという危険性もあります。
防犯を兼ねた1階窓の対策だけでなく、寝室などがある2階の窓もしっかりとした災害対策が必要。
最近の住宅は、外観重視でシャッター・雨戸をつけないところもありますが、窓をしっかり守るのに最適なのは、やはり「シャッター・雨戸」ですね。
飛来物が当たった際も窓ガラスが割れるのを防いでくれます。
「シャッターのBOXスペースがない」「ベランダだからつけれない」「そもそも出窓だからつけれない」
そんなお悩みに対応できる商材が出てきているので、しっかり備えていただきたいです。
そのほかにもシャッター・雨戸が設置しづらい窓の対策として「防犯合わせガラス」です。
ガラスの間の特殊中間膜が、飛来物が当たって割れてもガラスの破片が飛散しにくく、耐貫通性を高めています。
日本人の3人に1人は「高血圧」と言われているそうです。
室温が安定している住宅で血圧の変動が小さく、断熱リフォーム前と後で比較すると、起床時の血圧の変化は、断熱改修後に起床時の最高血圧が3.5mmHg、最低血圧が1.5mmHg共に低下した。
これは、断熱改修による室温の上昇が、高血圧を改善すると言えます。
■室温の違いによる血圧の変化の比較
■断熱リフォーム前と後の起床時の血圧の変化の比較
ヒートショックとは、温かい部屋と寒い部屋との温度差による急激な血圧変動が原因で心筋梗塞や脳卒中などを起こす健康リスクのことです。
ヒートショックの死亡リスクは交通事故の4~5倍と言われています。
浴室や洗面所、廊下やトイレなどは室温が下がりやすい空間です。
窓がある場合は、そこからの冷気が侵入しにくい「窓の断熱」に加え、部屋間の温度差を少なくするために「壁」「床」など家全体が一体空間となるように断熱することをおすすめします!
■ヒートショックと交通事故による年間死者数
■発生月別にみた高齢者の「おぼれる」事故
冬、クローズアップされるのがヒートショック。
ヒートショックによる死者数は、交通事故を上回っています。
そのほとんどが65歳以上の高齢者です。
時期的には12月と1月がピーク。
暖かい部屋から寒い脱衣所・浴室に入ると血圧が急上昇し、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。
さらに、浴槽のお湯につかると今度は血圧が急降下して失神を起こす恐れもあります。
■部屋間の温度差(昔と今の家)
画像提供:アキレス㈱お役立ち情報HPより
断熱性能の高い住宅は、暖房していない部屋の温度も高くする効果(自然室温の向上)があるので、部屋間の温度差も小さくなります。
熱中症とは、高温多湿の環境に長時間いると起こる身体適応の障害です。
熱中症は自宅で発症する割合が4割。
外気温が高くなるにつれて、思いのほか室温が上昇していることに気付かず、とくに救急搬送された年齢は65歳以上の高齢者が半数以上となっています。
高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくくなることが影響しているため、熱中症を意識した住まいの対策が必要不可欠です。
■熱中症の統計資料
出典:東京消防庁 安心・安全情報HPより
■窓からの日差し、遮熱対策
(一社)日本建材・住宅設備産業協会/省エネルギー建材普及促進センターHP『省エネ建材で、快適な家、健康的な家』より
画像提供:㈱LIXIL
夏の暑さは、室内に入り込む日差しや太陽の熱を遮ることで軽減できます。
自然の風を取り込むエコな方法も暑さ対策となります。
とくに夏場は室外から室内へ侵入する熱の約7割が窓から入ってくるため、自宅での熱中症の予防には窓の対策が重要です。
窓から入り込む西日や夏の日差しは、床にあたった熱が部屋の奥へ反射するなどして、部屋全体を熱する原因となります。
また、窓の外側で日よけなどオーニングを設置すると、太陽の熱を8割以上と大幅にカットされ、冷房が効きやすくなり、省エネの点でもメリットになります!
ペットに最適な温度は、犬種や猫種・健康状態・年齢など、多くの要因によって異なりますが、冬場は室温が15℃以下になると体格の小さなペットや高齢のペットは体温を維持できなくなり、体調を崩してしまう危険性が高まります。
これは人間も同じリスクと言えます…。
■冬に、犬または猫と一緒に室内で過ごす際
◆犬の場合
冬、犬にとって快適な室温は20~22℃がおすすめです。
室温が15℃未満になるとさまざまな体調への悪影響が懸念されます。
また、子犬・年配の犬・小型の短毛の犬・健康状態の悪い犬には、温かいベッドまたはソファの上で過ごせるよう家具配置を検討することをおすすめします!
◆猫の場合
冬、猫にとって快適な室温は21~28℃がおすすめです。
21℃未満の室温では、猫が体温を維持するのが難しくなるため、冬に設定温度をそれより低くすることはおすすめできません。
猫ちゃんを飼っていらっしゃる方はより室温維持に努めなければいけませんね…。